妊娠初期の歯のケアについて
2015.02.18お知らせ
こんにちは。
葛飾区の立石の歯科医院、ニコデンタルクリニックスタッフの西谷です。
今日はマタニティ期の歯のケアについてお話しします。(妊娠中期)
妊娠中は、一度に「食べられる量」が減ってしまうため、空腹状態が多くなり、間食などの「食べる回数」が増えやすい時期。
妊娠中は唾液の量が減り、自浄作用が弱まるため、食後の歯磨きによるケアが重要です。歯磨きの基本を再確認してリスクを減らしましょう。
この時期は、体調も比較的安定しているため、歯科治療はこの時期が適しています。
後期に入ってお腹が大きくなるとあお向けに治療を受けるのが大変です。何か悩みがある場合は、この時期に歯科医院に相談しに行きましょう。
歯磨きの基本は、1か所を20回以上、歯並びに合わせてハブラシを動かしましょう。次の3つのポイントに注意することが大切です。
1 毛先を歯の面に当てる
2 軽い力で動かす
3 小刻みに動かす
妊娠するとホルモンの変化でだ液の分泌が減り、口腔内の防御性能が低下し酸性になりやすくなります。その結果、むし歯や歯周病のリスクが高くなります。妊娠中の治療は心配かもしれませんが、歯科治療に使用する麻酔はごく少量の局所麻酔ですので、胎児に影響はありませんし、レントゲンも防御服を着用すれば、問題ありません。産後は忙しくなるので、妊娠中に積極的に歯科医院に行って、治療することをおすすめします。ブラッシングだけでは取りにくいプラークには、歯科医院でのクリーニングや、フロスなどでキレイにしましょう。
ニコデンタルクリニック
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