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根の治療をしたのに再発するのはなぜ?

[2026.03.10]

こんにちは。ニコデンタルクリニックの渡辺です。

「神経の治療をした歯がまた痛くなった」「治療したはずなのに、根の先に膿ができたと言われた」といった経験はありませんか?

根の治療(神経の治療)は、しっかり行えば歯を長く守ることができる大切な治療ですが、実は再発してしまうケースも少なくありません

今回は、なぜ根の治療が再発するのか、そして再発を防ぐために大切なポイントについて分かりやすく解説します。

根の治療(根管治療)とは?

むし歯が進行して神経まで細菌が入り込むと、歯の中で炎症が起きてしまいます。そのまま放置しておくと、以下のような症状につながります。

  • 激しい痛み
  • 歯ぐきの腫れ
  • 根の先に膿が溜まる

根の治療とは、歯の中に入り込んだ細菌を取り除き、内部を清掃してから、再び細菌が入らないように特殊な材料で密閉する治療のことです。

再発を引き起こす一番の原因は細菌

根の治療が再発する主な原因は、歯の中に細菌が残ることです。歯の根の中は非常に細かく複雑な形をしており、単純な一本道ではなく枝分かれした迷路のような構造をしています。

細菌の取り残し 複雑な構造の中に、除去しきれなかった細菌がわずかに残ってしまう。
治療中の新感染 治療を行っている最中に、唾液などを介して新しく細菌が入り込む。

これらの細菌が時間の経過とともに増殖することで、再び炎症が起こり、痛みや膿の原因となってしまいます。

再発を防ぐために大切な3つのポイント

精密な根の治療を行い、再発のリスクを最小限に抑えるためには、以下の3つのプロセスが欠かせません。

  1. ラバーダムによる細菌の隔離
    お口の中には無数の細菌がいます。ラバーダム(ゴムのシート)を使用して治療する歯だけを隔離することで、唾液に含まれる細菌の侵入を物理的に防ぎます。
  2. 薬液による入念な洗浄
    根の中の細菌は器具で触るだけでは取りきれません。専用の薬液で化学的に洗浄を行うことで、目に見えない細部の汚れまで溶かして除菌します。
  3. 隙間のない精密な封鎖
    内部をきれいにした後は、細菌の通り道をなくすために隙間なく密閉します。ここにわずかでも隙間があると再び細菌が入り込む原因になるため、非常に重要な工程です。

将来を見据えた「見えない部分」の治療

根の治療は、外からは見えない部分の処置です。そのため、一時的に痛みが取れたら終わりではなく、将来再発しない環境をいかに作るかが、歯の寿命を左右する重要な鍵となります。

ラバーダムの使用や丁寧な洗浄など、一つひとつの処置の精度にこだわることで、大切な歯を長く残せる可能性が高まります。気になる症状がある方は、お気軽に当院へご相談ください。

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