自分の口腔内を知ろう!
2015.01.15お知らせ
こんにちは。
葛飾区立石の歯科医院、ニコデンタルクリニックの吉田です。
普段、医院で歯磨き指導やクリーニングに携わっている歯科衛生士です。
今回は虫歯や歯周病、歯肉炎のケアを担ってくれている口腔内のこと「唾液」についてお話をしたいと思います。
唾液とは、どんな役目をしているのでしょうか?
唾液は殺菌、消毒効果や食べ物を咀嚼する際に分泌されるので飲み込む時に食物を湿らせて送り込みしやすくします。
口腔内においては食べた後の食渣を洗い流してくれたり、水やアルカリ食品以外の飲食物が取り込まれると、phバランスが酸性に傾いた後の中和して虫歯予防を担っています。
ちなみに酸性に傾くと歯の成分の中のリンとカルシウムが溶け出した状態になります。
しかし、その後何も摂取せずに30分から1時間以上おくと、口腔内の唾液によって中和する力が働きます。〔唾液の中和する能力は個人差があります。〕唾液にもリンとカルシウムが含まれるので一旦溶け出した、再石灰化というサイクルで歯を守ってくれています。唾液による自浄作用が働いてくれているわけです。
でも間食がだらだらと習慣化しているとどうなるでしょう。
せっかく持ち合わせている中和される唾液の効果が発揮されにくくなります。さらには歯磨きもしてるし、メンテナンスしに歯医者に行っているのに虫歯=酸蝕歯のスパイラルに陥ってしまう。。
歯を磨いて、メインテナンスに行って、
『努力ななんなんだろう。。』
となっては本当に勿体無い話になってしまいます。歯磨きは大事です!もちろんしてください。笑
そして、体に備わっている、自浄作用を活かしために間食の回数をひかえてみる、食べ物の種類を変えてみるのはいかがでしょうか。けして間食はいけない!というわけではありません。
まずは、できるところからでもいいのです。笑
歯に関するお悩みがありましたら、お気軽にご連絡ください。スタッフ一同お待ちしています。
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