フッ素の前に。。
2016.06.30お知らせ
こんにちは！
葛飾区立石の歯科医院、ニコデンタルクリニックの歯科衛生士の吉田です。
本日は効果的なフッ素塗布についてお話しさせてください！(o^^o)
当院では小児の患者様にはもちろんのこと、必要に応じて大人の方もフッ素塗布を定期健診の際に行います。
フッ素とは虫歯予防として知られていますよね。
フッ素は継続使用により再石灰化を促す効果があると言われています。
例えば幼若な歯質に対してや初期う蝕や根面(歯茎が下がり根っこが見えてきたところ)などの歯質が弱くなっている部分に対して作用し、フッ素を上手に利用していくと歯質の強化に繋がる作用があるため虫歯予防になります。
とても良いものではありますが、その前に知っていただきたいことがあります。
それは、「なぜ虫歯に進行するのか？」 ということです。
虫歯になる要因はいくつもあります。
その中でも歯面に付着するプラーク＝細菌の塊(歯垢やバイオフィルムともいいます。)が、歯磨きをしていても、磨き残しが出てしまうところにずっと付着し続けてしまうとそのプラークが残り続け悪性になった途端、プラークの内の細菌が出す酸により、歯の成分を溶かしていきます。この現状に気づけずにいると虫歯に。。
そんな場面に関わることが残念ながらあります。
虫歯を引き起こすほどの病原性をもったプラークが存在し続けてしまう歯面にフッ素を塗布してもあまり効果はありません。
でもプラークをしっかり落とした上でフッ素を塗布するとこと。そして日々プラークを落とす習慣をつけることでその効果は持続していきます。
ケアの仕方は沢山ありますが効果的に行うことでさらなる予防になることを知っていただけたら幸いです。
その他にもセルフケアは沢山ありますので、また投稿したいと思います。
最後に…
フッ素塗布は効果的であるため、当院では推奨しています。何かご要望がございましたらスタッフまでお気軽にご相談下さいね。
ニコデンタルクリニック
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