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【嚥下障害とは?】

 こんにちは!
葛飾区立石の歯科医院、ニコデンタルクニック スタッフの柳沼です!(^^)

 気温が下がり、乾燥が気になる季節になってきましたが、皆さまいかがお過ごしでしょうか。暖かい格好と、保湿をして風邪を引かないように気をつけましょう!

 嚥下障害という言葉を知っていますか?
摂食・嚥下障害ともいい、食べること、飲み込むことの障害のことで、上手く食べられない、飲み込めない状態をいいます。
摂食・嚥下障害の原因は様々で、新生児から高齢者まであらゆる年齢層にみられます。

① 子どもの摂食・嚥下障害について
 神経・筋系のご病気だけが摂食・嚥下障害の原因になるだけではなく、食べ方を身につけていく過程や環境(食事の大きさや固さ、食べる姿勢、食べさせ方など)が不適切な場合や乳児期の指しゃぶりなど口へものを入れる感触の経験不足なども原因の一つになると考えられています。
② 成人の摂食・嚥下障害
 成人期においても脳梗塞などの脳血管疾患、神経・筋疾患と呼ばれる病気などが摂食・嚥下障害の原因になることがあります。
口の中にものを入れた時、脳がうまく信号を伝達できずに舌が動かない、噛めない、飲み込めないなどの症状が現れます。
③高齢者の摂食・嚥下障害
 加齢に伴い、食べること、飲み込むことに必要な筋力が衰えることによって、口に入れたものを飲み込みやすい状態にできず、舌から喉へ流し込むのが難しくなります。また、喉仏の位置が下方に下がることで飲み込む時に、気道を閉じるのに必要な分だけ喉仏が持ち上げきれず、食べ物が気管に入りやすくなる場合があります。

 異常が見られた場合は、すぐに専門機関を受診するようにしましょう。

ニコデンタルクリニック
東京都葛飾区立石2-26-17
03-3693-2880
www.nico-dent.jp

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