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お口のトラブルはむし歯だけじゃない?

こんにちは!
医療法人社団栄怜会ニコデンタルクリニック スタッフの山口です🍀

お子さんで、「ご飯を食べるのが遅い」「あまり噛まずに食べ物を丸のみしている」「指しゃぶりがやめられない」「赤ちゃん言葉になっている」「クチャクチャ食べがなおらない」「口がポカンと開いている」・・・自覚症状がなかったり見過ごしてしまっていることも多いと思いますが、このようなことはお口の機能の問題が関係している場合があります。
お口の機能を正常に発達させ維持することが、全身の健康に大きな影響を与えます。
お口の機能の発達を早い段階でサポートすることは、子どもの一生の健康を左右する歯並びや噛み合わせを健全に育成するとういう意味で、そして、健康寿命に繋がる生活を身につけるという意味でとても重要です。
※健康寿命:医療・介護に依存しないで、自分の心身で生命維持し、自立した生活ができる期間のこと

初めに出来ることとしては、実際の食生活や生活環境を見直すことです。
①お口の環境を整えましょう。「食べる」「しゃべる」ためにはまずお口、歯の状態が健康であることが必要です。実はむし歯があり、痛くて、もしくは歯がかけていて、うまく食べれなかったり空気が抜けてうまく話せないということもあります。むし歯の治療・予防を行っていきましょう。
②「姿勢」を見直してみてください。
お口の問題は舌や唇の位置や使い方が大きく関わっていますが、舌や唇を正しく使うためには正しい姿勢をとることが不可欠です。身体は全身の繋がっているため、身体の姿勢が悪いと舌や唇の姿勢も悪くなりうまく動かすことが出来なくなってしまいます。
良い姿勢を保つことはお口の機能の発達に最も大切な要素の1つです。

1番取り入れやすいものは「うがい」です。普段何気なく行っているうがいですが、お口の筋肉のストレッチや筋力強化、鼻呼吸の促進にも繋がります。
そしてMFT(筋機能療法訓練)と呼ばれる、お口周りの筋肉を強化し、正しく機能させるためのトレーニングを行っていきます。
他にも、それぞれのお口の問題によって対策や訓練はいろいろとあります。

スマホの普及やマスク生活により、大人も「姿勢」や、口呼吸による「筋力低下」による影響がみられます。発達中であるお子さんへの影響はより大きいとおもいます。
全ての問題を解決するのは難しいですが、お子さんのお口の機能を整え、将来健康に過ごせるようにできる限りのことをしたいと思っています!
姿勢やうがいなど、日常生活でも気をつけられる部分はあるので、ぜひ取り入れてみてください!

医療法人社団栄怜会ニコデンタルクリニック
東京都葛飾区立石2-26-17
03-3693-2880
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