生きることと お口の役割
2021.12.16スタッフブログ
こんにちは!
葛飾区立石の歯科医院、医療法人社団栄怜会ニコデンタルクリニック スタッフの鎌田です
(^ ^)
二十四節気では大雪を過ぎ、間もなく冬至を迎えようとしています❄️
益々 寒さも厳しく、年末に向けて忙しさも増していく頃と思いますが、体調管理に一層努めていきたいですね💪
さて、本日のブログでは【生きることと お口の役割】についてお話していきたいと思います。
歯科に携わるようになり、歯科治療や歯のことについては勿論、身体のこと、『生きる』ということを日々 学んでいます。
知れば知るほど自分が当たり前のように『生きている』ことは、決して当たり前ではなく奇跡の連続であることを思い知らされます。
歯の大きな役割の1つとして『噛む』ということがあります。
食物を噛んで、嚥下(飲み込ん)で体内へ送りこんで、そして生命活動に必要なエネルギーへと変換していきます。
私たちが生きていく上で、お口の機能は重要な役割をしてくれることがわかりますね。
生きることに着目すると その大切さを改めて実感することとなりますが、あまりにも当たり前に その行為をおこなっている為に、ついつい意識が向かなくなってきてしまうこともあると思います。
歯科医院へ来院される患者様からは
「もっと口のこと、歯のことに意識を向ければ良かった」
「年齢を重ねて、どれだけ大切なことなのかを実感した」
そんな お話をよく聞かせてもらっています。
私はこの『大切なものに気付ける瞬間』から学ばせてもらうことが沢山あるなぁと感じます。
この頃では【生命活動の3S】として「食育」「息育」「足育」が注目されています。
*食育(摂食・嚥下機能)
*息育(呼吸)
*足育(姿勢・運動機能)
これらは常にリンクしており、どれか一つでも崩れると元気や健康を損ねてしまうことに繋がります。
健康という観点においての”正しい”機能の獲得は、口腔・咬合・顔貌の美しさの向上にとどまらず、生涯にわたり心身の健康を維持向上していく為にも必要であると考えられます。
この3Sの内の「食育(摂食・嚥下機能)」は口腔機能に関することなので、お口の健康が如何に心身の健康に影響してくるかが お分かりいただけると思います。
食物を噛み、食べやすくすることを『咀嚼』、
食べたり飲み込むことを『摂食・嚥下』といいます。
私たちが日常生活で行っている『摂食・嚥下』には、下記のように5つの段階があります。
①食物を認識する
②口に入った食物を噛み砕く
③飲み込みやすい塊(食塊)をつくる
④舌の運動によって食塊を喉へ送る
⑤飲み込む事で食道を通る
私たちはこの ①〜⑤の一連の過程を一瞬で行っていて、どの段階の機能でもうまく働かないと、”食べる”ということに支障が出てきてしまいます。
そして【健やかに生きて、活動する】ことへと繋がっていくんですね😊(素敵だと思いませんか✨⁉︎)
私たちは、皆さんの歯科での検診や治療が、生活・人生をより良くする為のサポートになるよう努めてまいります。
ご自身の”あたり前”を今一度 見つめて、大切なものに気付く機会になればと思います。
医療法人社団栄怜会ニコデンタルクリニック
東京都葛飾区立石2-26-17
03-3693-2880
www.nico-dent.jp
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