歯肉炎の原因となる「プラーク」を効果的に落とす磨き方:バス法
2015.11.19お知らせ
こんにちは!
葛飾区立石の歯科医院、ニコデンタルクリニックの歯科衛生士の吉田です。(^-^)/
前回は歯肉炎についてお話ししましたが、今回は引き続き、磨き方についてお話ししたいと思います。
歯肉炎の原因となる、「プラーク」を効果的に落とすことです。
磨き方:バス法
歯肉炎がある場合、歯と歯肉の境目に45度に歯ブラシを小刻みにあてます。同じ箇所をまず、10カウント磨いて、次の箇所へ移動してきます。減圧して磨きましょう。
歯肉炎の場合、歯と歯の間が腫れているため、強圧で磨くと歯肉を傷つけてしまったり、経年変化で歯肉の退縮が生理的な歯肉退縮以上に起きてしまうことや知覚過敏も併発の可能性もあります。ですから、減圧して、ブラシをあてる回数を増やして磨くことをおすすめいたします。(*^^*)
ちなみに、10カウント磨きをしても落ちない場合、日にちが経過した古いプラークとなります。(ですが、歯石でない限り時間はかかってもブラッシングして落とすことができます。(^-^))
その際はひたすら根気よく磨いて古いプラークを除去しましょう。プラークがどこにどれだけ付着しているかわかりづらい場合は赤染液を使用してみてはいかがでしょうか。
赤く染まっている部分がプラークの付着しているところなので、セルフケアで古いプラークも除去することが習慣となれば、歯肉炎は徐々に改善していきます。
赤染液の使用は一見すると手間がかかりますが、定期的に使用していくうちにプラークを落とすことが身につくので徐々にプラークが落ちやすさの変化を実感できるようになると思います。
良かったらトライアルしてみてくださいね!
セルフケアで効果的的に落として、徐々に健康な歯肉や歯にしていきましょう。
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