癒合歯と中心結節について
2018.06.16スタッフブログ
こんにちは!
葛飾区立石の歯科医院、ニコデンタルクリニックの歯科医師、後藤です!
最近は暑くなったり雨が降ったり肌寒くなったりと目まぐるしく季節が変わっていますが体調崩されていたりしませんか?
さて、前回はエナメル質減形成についてお話致しました。骨よりも硬いエナメル質がなくなってしまうと通常の噛み合わせでも歯がかけてしまうことがあります。
今回はお子様のお口によくある歯の形の異常についてお話したいと思います。
特に病的ではないものを今回は取り扱います。まずは癒合歯です。歯の形成過程で何らかの異常がありますと隣の歯とくっついた状態で生えてきます。なぜそのように生えてくるのか現在も解明中ではありますが、ご家庭で のケアすなわち歯磨きがとても大事になって参ります。
癒合状態によっては間に隙間ができそこから虫歯になってしまう場合がございます。そのために、歯磨きと糸ようじがとても大事になって参ります。加えて定期的にフッ素を塗布し、お口の環境を整える必要があります。
他には永久歯にはなりますが、中心結節と言うものがございます。これは前から4番目、5番目の永久歯にできやすいものです。歯の中心がとがるように突き出ているものです。
注意して頂きたいのが、こちらは折れてしまうとこのせり上がったところに歯の神経があり、折れてしまうと神経が露出することがございます。対策としてはしっかり歯磨きして頂くことと、状況に応じてシーラントという予防材を入れることがございます。
次回はMFTについてお話したいと思います。
ニコデンタルクリニック
東京都葛飾区立石2-26-17
03-3693-2880
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