酸蝕症
2020.05.18スタッフブログ
こんにちは!
葛飾区立石、ニコデンタルクリニックスタッフの大塚です。
皆さんは酸蝕症というものをご存知でしょうか?
酸蝕症とは身近な飲食物や胃液、環境によって歯が溶ける病気のことです。
むし歯はお口の中の細菌が糖分を栄養にして酸をつくり、その酸が歯を溶かす病気です。
一方で、酸蝕症はお口の外から入ってきた酸(お酢や炭酸など)や身体の中の酸(胃酸)によって歯が溶ける病気です😵
酸蝕症の原因としては、
*サイダーやコーラ等の清涼飲料水・柑橘類・ワイン・お酢等をちょくちょく摂取する。🍹
*拒食症や過食症の方にみられる頻繁な嘔吐。
*パティシエの方など甘い物を口にする機会が多い。🍰
*酸を扱う工場に勤めていて、酸のガスやミストが常に歯に晒されている。🏭
など様々です。
予防法としては
*酸性の飲食物をちょくちょく食べたり飲むことを控え、飲み物はお茶やお水等 中性の物に切り替えてみる。
*就寝前の飲食を避ける。
→唾液の力によって1度溶けた歯は再生します。ですが、寝ている時は唾液の量が減り再生が間に合わなくなってしまいます。
酸蝕症は身近で気づきにくい病気です。歯がしみる症状がある、歯がすり減っているような感じがする、などは酸蝕症で起こるものです。
ぜひ、ご自身のお口で上記のような症状がある方はご相談下さい。
ニコデンタルクリニック
東京都葛飾区立石2-26-17
03-3693-2880
www.nico-dent.jp
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