ホワイトニング
2021.10.15お知らせ
こんにちは!
葛飾区立石の歯科医院、医療法人社団栄怜会ニコデンタルクリニックスタッフの山口です!
みなさん、ご自身の口元が気になったことはありませんか?芸能人みたいに! とまではいかなくても白い歯は憧れますよね(^^)
そこで今回はホワイトニングについてお話ししたいと思います!
「歯を白くしたい!!」と思ったことがある方は少なくないと思います。手近にあるホワイトニングの歯磨き粉を買って使ってみたけど白くなった気はしないと感じる方も多いのではないでしょうか。
実は、市販の歯磨き粉にはホワイトニング剤(漂白剤)は入っていません。ステイン除去やステインを付きにくくする作用はあっても、歯元々の色を白くする作用はありません。
また、今はネットで薬剤を購入することも出きるようですが、むし歯や歯周病があることを知らないまま行うと、痛みが出たり、歯茎を痛めてしまう可能性が出てきます。
ホワイトニングは歯科医院でお口の診査や必要な処置を受けお口の状態を整えてから、安心・安全に効率的に行うことをおすすめします。
歯科医院で歯を白くする方法は色々あります。薬剤で白くする、歯のマニキュアを塗る、白い被せものを被せる、付け爪のように歯の表面に張り付けるなど。
そのなかで、歯を削らず、歯そのものを白くするのが「ホワイトニング」です。
歯の変色には、むし歯やステインなどの外因性のものと、歯が作られる前(6歳頃まで)に薬剤などの原因物質が入り込む内因性のものがあります。
外因性のものはむし歯の治療やクリーニングで落とすことができますが、そもそもの歯の色や内因性のものを白くするためには薬剤を浸透させる必要があります。しかし、内因性の変色にはホワイトニングの効果が出やすいもの出にくいものがあります。
そもそも、どのように白くしていくかというと、ホワイトニング剤が、歯の成分と変色の原因物質との結合を切り離し、切り離した原因物質を細かくバラバラにすることで変色を目立たなくさせることで白く見せています。原因物質の分子の大きさは様々です。そのため、原因物質の分子が元々細かいものだと効果が出にくいのです。
ちなみに…原因物質の分子量によって歯の色がことなります。分子量が大きいと暖色系(赤・オレンジ・黄色に近い色)の変色、分子量が小さいと寒色系(黒・グレー・青に近い色)の変色になります。また、原因物質を取り込んだ量や時期により、色の濃さや縞模様が違ってきます。分子の大きさだけでなく、量などによっても効果の出やすさには差は出てきます。
お口の中の状態は人それぞれです。ホワイトニングの効果がない・出にくい歯や、むし歯や歯周病がありまずはお口の中の状態を整える必要があったりします。
お口の健康がまず第一です。健康的に、自信の持てる口元を一緒に作っていきましょう(*^^*)
医療法人社団栄怜会ニコデンタルクリニック
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