電動歯ブラシ①
2022.01.13スタッフブログ
こんにちは!
葛飾区立石の歯科医院、医療法人社団栄怜会ニコデンタルクリニックスタッフの大塚です。
昨年はお世話になりました。今年もよろしくお願いいたします🙇
皆さんは電動歯ブラシを使用したことはありますか?
電動歯ブラシはとても便利な道具で私も夜は電動歯ブラシで磨いています。🙂
ですが、電動歯ブラシもいろいろな種類があり、気になっても何を選んだら良いか分かりにくいですよね。🤔
今回は電動歯ブラシについてお話します!お家の歯磨きの参考にしてください。🙋
◎電動歯ブラシの種類と特徴
現在、多く市販されているものには「音波振動式歯ブラシ(音波歯ブラシ)」と「超音波振動式歯ブラシ(超音波歯ブラシ)」があります。
○音波振動式電動歯ブラシ(音波歯ブラシ)
現在市販されているほとんどの電動歯ブラシは音波振動式で、毎分約30.000回の音波振動を発生させてプラーク除去を行います。🙄
また、その音波から生み出される液体流動力(ダイナミックフルイドアクション)によって発生する水流でプラークを洗浄するともいわれています。
*代表的な音波歯ブラシ
・ソニッケアー(フィリップス):
基本となる縦磨きの振動(偏心運動)に立体的な振動が加わったもの。
・ブラウンオーラルB(プロクターアンドギャンブルジャパン):
毛束が反復回転運動していたのもに、立体的な振動を加えたもの。
・ドルツ(パラソニック):
横向きの振動に立体的な振動が加わったもの。
○超音波振動式電動歯ブラシ(超音波歯ブラシ)
約1.6MHz以上の高い周波の音波である超音波で歯とプラークの付着を弱め、剥離させてプラークを除去します。また、口腔内細菌に直接作用破壊するともいわれています。😳
超音波歯ブラシは歯ブラシの振動が微弱でプラーク除去能力が低いため、手用歯ブラシと同様に小刻みに手を動かす必要があります。😮
◎電動歯ブラシの普及率
電動歯ブラシは日本ではどのくらい電動歯ブラシが使用されているのでしょうか?
まず日本人のブラッシングの現状は「歯科疾患実態調査」の結果から歯を毎日磨かない人は1960年では約20%であったのに対して、2016年では約2%まで減少し、1日に2~3回磨く人は2016年で約77%と増加しています。つまり、ブラッシングの重要性に関しては国民全体に把握されてきています。😳しかし、現在の日本の成人の8割以上が歯周病に罹患している実態から、多くの歯周病患者は歯を磨いていないのではなく、歯が上手く磨けていないと考えられます。☹️オーラルケアの観点から歯科医師からも推奨され、歯周病の原因となるプラークの除去において歯周病の原因となるプラークの除去において手用歯ブラシよりも有効性が認められている電動歯ブラシは、すでに海外では一般的に普及し使用されています。✨
「ブラウンオーラルB」の調べによると、全世界の浸透率の平均は24%、特にヨーロッパでは総じて高く、ドイツが最も高い約4割(42%)にも上がります。一方で、日本は5%前後とまだまだ浸透率は低いのが現状です。😣
次回も電動歯ブラシについてお話します。🙇
医療法人社団栄怜会ニコデンタルクリニック
東京都葛飾区立石2-26-17
03-3693-2880
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