2022.10.01スタッフブログ

こんにちは！
葛飾区立石の歯科医院、医療法人社団栄怜会ニコデンタルクリニックの山戸です。

皆さんは歯間ブラシを使ったことはありますか？？使い方は合っているでしょうか？？
今回は歯間ブラシの使い方や歯間ブラシの適応、注意点をお伝えしていきます！

〈歯間ブラシの適応〉
・空隙がある歯間部隣接面
・歯肉退縮部位
・歯肉腫脹のある歯間乳頭部
・インプラント
〈操作方法〉
歯間ブラシにはサイズがあるため、歯間空隙にあったものを選んでください。
ブラシの先を歯間乳頭に合わせてやや歯冠側に向けて挿入するとスムーズに入ります。
歯や歯肉を傷つけないように静かにゆっくりと歯間に挿入しましょう。
頬舌的に動かして清掃します。
また、角度を変えて挿入することで、隅角部まで清掃することができます。
舌側からも同じように挿入して清掃することも忘れずに行いましょう。
さらに、最後臼歯遠心面や欠損歯、孤立歯の周囲、ブリッジ、矯正装置のところにも適応します。

歯間ブラシには4S、SSS、SS、S、M、L、LLなどのサイズがあります。歯間空隙の大きさにより決定しますので、ぜひ、スタッフまでお声かけください！また、使用開始後も歯肉の形態が変化することがあります。変化に注意しながら、サイズを選択していきます！
また、1番細いサイズの4Sでも入らない、挿入しずらい場合はデンタルフロスを使用します。入らないのに使用したり、誤った使用を続けると歯間空隙が広がりすぎたり、歯根の摩耗などを生じることもありますので、注意しましょう⚠️
使用後は、よく水洗いをし、歯ブラシと一緒に乾燥した場所で保管しましょう。
歯間ブラシに関してよく皆さんから質問をいただきます。少し紹介していきます！

Q1.
歯間ブラシの交換頻度はどのくらいですか？？

A.約1週間から10日ほどです。歯間ブラシの先は歯ブラシと一緒で毛でできています。やはり、長く使えば使うほど、細菌もいますので、1週間から10日ほどをお勧めしております。ただし、歯間ブラシは使用していると曲がってきたり、ふにゃふにゃになることもありますので、その場合はすぐ新しい歯間ブラシに交換してください。

Q2.
歯間ブラシは歯ブラシの前、後どっちの方がいいですか？？

A.これは私自身も悩むところでした。調べてみると、先に歯磨きをした後に歯間部を掃除するグループと、歯間部を掃除した後に歯磨きをするグループにわけて結果を調べる実験が行われたようなのです。その結果、歯間部を掃除した後に、歯磨きをした方がプラーク除去の効果が高いことがわかりました😳
たしかに、歯間ブラシやフロスを通すのが面倒だったりするとついつい後回しにしてしまいがちなので、最初に通しておけば、忘れたりすることはなさそうですね！

今回歯間ブラシについてお伝えしましたが、文面だとなかなか難しかったりするかと思います。分からないことなどがあれば、スタッフにぜひご相談ください！

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