自由診療
セラミック
セラミック治療とは、歯の詰めものや被せものをセラミックで作製し修復する治療法です。見た目や機能性において、ご自身の天然歯に近いかたちで歯を治療することができます。
セラミックは「身体に優しい材料」であるからこそ、当院はセラミック治療に力を注いでいます。
セラミックの特長
歯垢や汚れが付きにくい
セラミックという材質は表面が滑沢で、歯垢や汚れが付きにくく変色もしません。
材質自体が むし歯や歯周病予防に効果的なので、再治療のリスクを大幅に下げることができます。
金属アレルギーの予防
保険診療で使われる金属の詰めものや被せものは、長年使うことでアレルギー反応を引き起こす可能性があると言われています。金属アレルギーは皮膚症状のみならず、肩こりや片頭痛などの不快症状を生じる場合もあります。
セラミック治療は、金属の使用によって起こる身体への悪い影響を防ぐことができます。
心身の健康につながる材料
セラミックで治療した歯は、自然な見た目で本来の歯と同じように お口の中で機能します。
歯が綺麗になっていくことで口元への意識も高まり、今まで以上にケアを頑張ってもらえるようになります。
その結果、生活の質が向上し、身体だけでなく心の健康にもつながり、活力や生きがい、満足感を得ることができると私たちは考えます。
インプラント治療
インプラント治療とは、歯を失った箇所の骨に人工の歯根を埋入し、その上にセラミックの被せものを装着して歯を補っていく治療法です。
お口の見た目や噛む機能を回復させる上で、とても有効な治療方法です。
オペ後も定期的な検診を受けていただくことで、10年以上ご自身の歯の代わりとして使っていただくことが可能です。
反面、インプラント治療は外科治療となりますので、少なからず身体への侵襲があります。また、骨の状態によっては治療が長期間になることもあります。
当院では治療のメリットとデメリットをお話し、患者さまにご理解いただいた上で、希望に合った治療を選択していただけるよう努めています。
当院のインプラント治療の特長
安全で確実なインプラントオペ
「エールガイド」という器具を使用して、安全で確実なインプラントオペを実現しています。
エールガイドとはマウスピースのような器具で、術前検査に基づき、インプラントを埋入する位置、角度、深さが記録されており、オペを短時間で正確におこなうことができます。
当院でおこなうインプラントオペでは、このエールガイドを必ず使用します。
*歯科医師と歯科技工士が連携して作製するため、エールガイドの作製のみで約2か月のお時間をいただきます。
専門医との連携
骨量が極めて少ないなど、当院でのオペが難しいケースの場合は、連携をとっているインプラント専門医へご紹介させていただきます。
インプラント治療の流れ
- 治療のご相談、術前検査(視診、CT撮影)
- 検査説明
- エールガイド作製のための型取り
- エールガイドの試適、設計のためのCT撮影
- エールガイド設計位置の確認のためのCT撮影
- インプラントオペ
- 被せものの型取り
- 被せものの装着
根管治療
根管治療とは歯の根の中にある「むし歯に感染してしまった歯の神経」「細菌」「汚染物質」を取り除く治療のことです。炎症が長い間続いてしまうと、歯を支える骨が徐々に溶け、やがて歯は抜けていきます。治療をおこなうことで炎症は治まり、自分の歯として噛めるようになります。
根の治療は、「汚れを除去して、根の中に薬剤を詰める」ということをおこないます。むし歯に感染した部分を取り除き、器具や薬剤を用いてキレイな状態にすることによって、細菌の侵入を防いだり、細菌の働きを抑えます。
当院の根管治療のこだわり
根管治療を感染無く、確実におこなっていくために、ラバーダム防湿法を用います。この方法は治療している歯にフックのような道具をかけ、ゴムのマスクをお口にする方法です。この道具を使うことにより、治療中の歯を防湿して無菌状態をつくることができます。
また、歯の根は非常に複雑な形をしています。通常のレントゲンでは確認が難しい根の形を、歯科用CTを用いて診断をおこないます。
そしてマイクロスコープという歯科用顕微鏡にて根の形を整え、感染物質を確実に除去していきます。
自由診療でおこなう根管治療の特長
保険診療でおこなう根管治療には様々な制限があります。
例えば、CT画像での診断は一部の歯に対してのみ使用が認められておりますが、全ての歯に保険適用できるわけではありません。
使用できる器具や薬剤にも制限があり、完全な治癒に至らないことがあります。
また、歯の状態によっては保険治療では治せないケースもあります。
自由診療でおこなう根管治療では、CTによる診断からマイクロスコープの使用、最適な器具や薬剤を制限なく使用していきます。
そのため治療回数を少なく、成功率を大きく上げることができます。
根管治療の成功率と現状
根管治療は事前診断と適切な処置をおこなうことで治癒を図ることができる治療です。成功率は初回治療であれば90%以上、再治療の場合には80%です。
現状の国内の根管治療の成功率は30~50%と言われており、治療の制約がこの結果につながっていると考えられています。
ご自身の歯を長く残していきたい方、歯の根の治療後の症状にお困りの方はご相談ください。