『治療』の捉え方
2022.01.12スタッフブログ
こんにちは!
葛飾区立石の歯科医院、医療法人社団栄怜会ニコデンタルクリニック スタッフの鎌田です(^ ^)
2022年を迎えました🙌本年も宜しくお願い申し上げます。
さて、連休では【成人の日】ということで、振袖姿の女性やスーツ姿の方々の集まりが多く見られました。
これからの社会をつくっていく仲間として「頑張ろうぜ!」という気持ちと、若いエネルギーに期待する気持ちで、私自身も背筋が伸び、晴れやかな心にさせてくれました^ ^
そんな晴れやかな心で本日お話したいのが、【治療の捉え方について】です!
歯科医院へ治療に来る方の中には、『むし歯を治すことが治療』だと考えている方がいらっしゃいます。
もちろん、できてしまったむし歯を取り除いて、代わりの材料で修復することも大事です。
しかし、私たちは『むし歯になってしまった今のお口の環境を、むし歯になりにくい環境に整えていくこと』を治療として大切に考えています。
歯を削って代わりの材料で修復したところは、確かに痛みは無くなり歯としての機能も回復します。ただ、ご自身の歯質と”ツギハギ”になっている為、経年的に詰め物が合わない”不適”という状態になっていきます。
その時 お口の中の環境が『むし歯になりやすい』まま変わっていなかったとしたら..
一度治した部分が再度むし歯になり、再治療が必要になるリスクが高まることとなります。
『治療』というものの考え方を見直さなければ、何度も”ツギハギ”の治療(処置)は繰り返され歯は失われていきます。
失ってから初めて「もっと口の中のことをちゃんとしておけば良かった」とおっしゃる方は、まだまだ少なくないと思います。
また、既に複数本の歯を治療(処置)している方も「今更ね..」とおっしゃる方も意外と多いなと感じます。
歯があるうちは、【遅すぎる】なんてことはありません。今ある歯を長く使っていけるように取り組んでいくことが出来ます。
では何をしていけば良いか。それは【予防】です。
ニコデンタルクリニックで取り組んでいるのは、
①歯科衛生士による口腔衛生指導
②生活習慣の見直し
③唾液検査
です。
①歯科衛生士による口腔衛生指導
→これは、歯ブラシや補助用具(デンタルフロスや歯間ブラシなど)が正しく使えているかどうか、セルフケアで汚れを落とせているかどうかを、プロの視点で見て、必要に応じてアドバイスをおこないます。
健康なお口の状態は、清潔なお口づくりから始まります。
②生活習慣の見直し
→むし歯になる原因は様々で、飲食回数や その内容も大きく関係してきます。
無意識に日常でおこなっていることから、原因を探っていきます。
③唾液検査
→その人の持つ元々の唾液の性質や、細菌の数を検査します。検査をおこなうことによって、目に見えないリスクを数値化して、効果的な予防方法を提案していきます。
これらの方法で【予防】を強化していき、皆さんのお口の健康改善のサポートをさせていただきます。
是非これまでの『治療』の捉え方を見直す機会にしてもらえたらと思います^ ^
医療法人社団栄怜会ニコデンタルクリニック
東京都葛飾区立石2-26-17
03-3693-2880
www.nico-dent.jp
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