染め出し液でチェックしてみましょう!
2022.08.25スタッフブログ
こんにちは!
葛飾区立石の歯科医院、医療法人社団栄怜会ニコデンタルクリニックの山戸です。
皆さんは毎日歯磨きをしていますか??
その歯磨きでどのくらいのプラーク(歯垢)が落とせているか、知っていますか??
このプラーク(歯垢)というのは細菌の塊なので、落とせていないと虫歯や歯周病の原因になるのです…😰
ただこのプラーク(歯垢)、目でなかなか見えないのです!歯の色と似たような色をしているので、私たち歯科関係者でもなかなか難しいものです。
そこで、染め出し液を使うことによってプラークに色がつくため、磨き残しを見つけることができます!
〈染め出し液について〉
・現在市販されている染め出し液は、合成食用色素を使用したものが大部分を占めています。その色素は菓子類、ハム、かまぼこなどの食用の色づけにも使用されているものになります。
そのため、飲み込んでしまっても特に身体に害はありません。
形状としては液体、錠剤、ジェル状、歯磨剤含有タイプなどがあります。
また、染まり方にも違いがあります。
赤のみで染まるものや、赤と青と2色で染まるものがあります。
2色で染まるものに関しては、
🟥赤に染まるもの
→時間の経っていない、新しいプラーク。
🟦青に染まるもの
→3日以上経過している古いプラーク
という形で判断することができます。
〈染め出し液の使い方〉
①歯磨きをする前、もしくはしっかりと歯磨きをした後に染め出し液を綿棒などに付けて、歯の隅々まで塗っていきます。全ての歯に塗り終えたら、軽くゆすいで余分な染め出し液を洗い流していきます。ここで、注意があります。服などに飛び散ってしまうと落とすのが大変ですので、汚さないように注意してください。
②磨き残しを鏡🪞でチェックしていきます。
赤く色がついてしまったところは磨きが足りないところになります。また、チェックする際はよく磨けているところも確認してみてくださいね!
③どこの歯が磨けていないのか確認しながら赤いところがなくなるまで、力加減や歯ブラシの向き、角度に注意して丁寧に磨いていきます。
④歯磨き後、赤いところが残っていないか、鏡🪞で確認しましょう!その時に再度染め出しを行うことで、しっかりと落とすことができているのか確認することができます!
染め出し液を使うことで、残っているプラーク(歯垢)がはっきり肉眼で分かるので、とても便利ですよね☺️
これを日々、行える時に行うと歯磨き方法の改善にもなります。
また、当院でも染め出し液を使用していますので、ぜひ一度チェックしてみるのはいかがでしょうか!
お待ちしております☺️
医療法人社団栄怜会ニコデンタルクリニック
東京都葛飾区立石2-26-17
03-3693-2880
www.nico-dent.jp
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