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スウェーデンスタイル

こんにちは!
葛飾区立石の歯科医院、ニコデンタルクニック スタッフの柳沼です!(^^)
“スウェーデンスタイル”を皆さまはご存知ですか?
スウェーデンの歯科医療では、口腔内常在菌がかたまりとなったバイオフィルム(プラーク・歯垢)に焦点を当てて、ひとりひとりに合った歯磨きを重視するという予防歯科に力を入れています。
歯をむやみに削ったりすると、かえって歯の寿命を縮める原因になると言われています。治療を必要最低限にとどめると、結果として歯を長持ちさせることになるという考えがスウェーデンには根強くあります。
スウェーデンスタイルが提唱する効果的な予防のサイクルは、以下の通りです。(スウェーデンスタイルを推奨しているエルバさんのパンフレット参照)
★プロフェッショナルケア
→病気があるかないか診る
→みがき残しを取り除く
→病気のリスクが高い部位やそれに応じたみがき方の指導
★セルフケア
→歯みがき指導をもとに最適な道具を使って、正しいセルフケアを習慣化
スウェーデンではこの2つの循環を徹底させています。
 対して日本は、虫歯が出来たら治療するという考え方が先行しているので、なかなか定期歯科検診の受診率が上がらないというのが現状です。
日本もスウェーデンのように虫歯の原因となるものを取り除くという考えが強固となれば、虫歯やその治療に対しての恐怖感はなくなるのではないでしょうか。
皆さまもスウェーデンスタイルを見習って、いつまでも自分の歯で食べることの楽しみ、大切な人と笑顔で話す時間を過ごせるように予防歯科に着目してみてはいかがでしょうか?

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