2020.01.30スタッフブログ

こんにちは！
葛飾区立石の歯科医院、ニコデンタルクニック スタッフの柳沼です！(^^)

皆さまは、「歯磨きは食後30分は避ける」という情報を聞いたことはありますか？
実はこれ、”虫歯を避けるための歯磨きの仕方として発信されたわけではない”ということをご存知ですか？
では一体、どのような意味で発信されたのでしょうか…

結論を言うと、虫歯ではなく酸蝕症の話でした！
虫歯は、お口の中の虫歯菌が食事の中の糖質を分解して酸を作り、歯を溶かす病気です。
食後3分程経つとプラークの中の酸性度が下がり、その後、40分の間に唾液の持つ「酸を薄める作用」や「中和する作用」で元のレベルに戻ります。
一方、酸蝕症は、虫歯とは違ったジャンルの病気で、酸性の食べ物や飲み物が直接歯にダメージを与える病気です。
虫歯とはまた別なので、上記のような原理では成り立ちません。
ですので、「歯磨きは食後30分は避ける」という情報には「酸性食品を摂取した直後は」という言葉を補うのが正解です⭕️
酸性食品を口にしたら、すぐにお水を飲んだり、うがいをするなどして、お口の酸性度を中和するようにしましょう！

虫歯の予防に関しては、「食べたら歯を磨く」を心掛けましょう🦷

ニコデンタルクリニック
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