むし歯治療の色々
2020.09.15スタッフブログ
こんにちは!
葛飾区立石の歯科医院、ニコデンタルクリニック スタッフの鎌田です(^ ^)
皆さんは『むし歯治療』ってどんなことをするかご存知ですか?
一口に「むし歯を治療する」と言っても、その大きさ・状態によって処置方法は異なり、処置にかかる期間や費用も様々です。
今日は むし歯治療にはどんな方法があるのか、ご紹介していきたいと思います。
①初期むし歯
治療(削ったり、手を加えること)をせず、日常的なフッ素の使用で再石灰化を促すことをオススメし、セルフケアの強化で様子をみていきます。
②CR(コンポジットレジン)修復
歯の表面のエナメル質が溶けて穴が空いてくると、歯を少し削り、削った部分をレジン(プラスチック)で修復します。
*歯の色みに合わせた材料なので、目立たず治すことができますが、年数が経つと変色してきます。
◎保険内診療で、1回で治すことが出来ます。
③インレー修復
エナメル質内部の象牙質まで むし歯が進行しており、冷たいものや甘いものが滲みる等の自覚症状が出てくることもあります。
むし歯を削り、インレーという部分的な詰め物を、歯の型取りをして作製していきます。
*削る範囲によっては②のCR修復をおこなうこともあります。
◎基本的には保険内診療であれば銀歯となります。自由診療(保険外)ではセラミックスの素材のものがあります。
治療回数は2〜3回程かかります。
③根の治療、被せ物の作製
むし歯が神経まで達し、麻酔をして神経を取り除く治療を『抜髄(バツズイ)』といいます。
抜髄をおこなった後は、根の中を洗浄して薬を詰める『根管治療』が必要になります。
この根管治療を何度かおこない根の中が綺麗になったら、根の中に留めておく最終的な薬を詰めて土台を立てます。最後に歯の形をした被せ物を歯の型取りをして作製していきます。
*抜髄をおこなうと痛みが無くなり、来院が途絶えてしまうことも少なくありません。
しかし歯は治療途中ですので、来院期間が空いてしまうと歯を残せなくなってしまうことがあります。
◎根の治療は保険診療で出来ます。
土台、被せ物は、保険診療ですと銀歯もしくはCAD/CAM冠という金属を使用していない白い被せ物があります。
自由診療(保険外)ですと、セラミックスで作製した丈夫で美しい被せ物があります。
治療回数は7〜10回程かかります。
④抜歯
むし歯が拡がり根だけになると、抜歯が必要になります。
抜歯後は噛む機能を回復させる為に入れ歯やブリッジを作製したり、インプラントなどの治療が必要となります。
*入れ歯やブリッジ、インプラントなどのその後の選択は、残っている歯やお口の状態で異なります。
◎抜歯は保険内診療で、1回で終わります。
その後、傷口が治ってくるまで1ヶ月程度を要します。
歯を失った部分を補うのには、保険診療と自由診療どちらもあります。
入れ歯、ブリッジ、インプラントのどれを選択するかによって、治療期間・費用は大きく異なってきます。
☆最後に☆
ニコデンタルクリニックでは、ご自身の歯がどのような状態で、どんな治療が必要かを説明させていただく時間を設けています。
また、治療方法の選択が必要な場合は、先ず患者様の要望を聞き、それに合わせた方法をご提案・ご説明をさせていただいておりますので、安心してご相談下さいね。
ニコデンタルクリニック
東京都葛飾区立石2-26-17
03-3693-2880
www.nico-dent.jp
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