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なぜ歯科医院の治療は時間がかかるの?

こんにちは!
葛飾区立石の歯科医院、医療法人社団栄怜会ニコデンタルクリニック スタッフの鎌田です(^ ^)

立春を過ぎ、昼間の時間帯は春の陽気が感じられるようになってきました。
春らしさに触れることを嬉しく思う反面、冬の終わりに寂しさを感じるこの頃です。

さて、本日のブログでは『なぜ歯科医院の治療は期間がかかるの?』についてお話していきます。

「歯科治療って いつまで通えば良いのかわからない。」
「痛くなくなったのに、なぜ通わなきゃいけないの?」
患者様から、よく耳にする質問です。
なんか治療長いな..もう痛くないからいいかな..
そんな気持ちが過ぎってきたら、以下の3点が当てはまらないか確認してみて下さい。

①根の治療をしている途中である。
→根の治療をおこなうと、その歯の治療完了まで複数回の来院が必要です。
1週間程度の期間をあけながら根の中を何度か消毒していき、最終的なお薬を根の中に詰めていきます。
これで終わりではなく、根の治療が終わると基本的には被せものを作っていく治療へと移行します。
この根の治療の途中で「痛くなくなったから」と来院を止めてしまうと、最悪の場合 抜歯に至るケースもあります。

②お口全体を検査して、他にも治療が必要なところがあった。
→痛みや症状があったところだけでなく、他にむし歯があったところや歯周病の治療をおこなっていませんか?
お口の中がむし歯や歯周病になりやすい環境だと、症状があったところ以外にも治療が必要な箇所がある可能性が高いです。
また、歯科医院への来院が久しぶりだと、進行していて治療に時間がかかるケースもあります。

③治療をして、その経過をみている途中かもしれません。
→お口の中の治療は身体の治療と一緒で、治したから直ぐ治るというものではなく、回復までに時間を要します。
その経過を見ている為に複数回 来院してもらう、ということもあります。

いずれにせよ、ご自身の判断で来院を止めてしまうことはオススメできません。
なぜ通わなければならないのか、そう疑問に思った時は治療の予定や あとどのくらいで終わるのかを、ぜひ聞いてみて下さい。

むし歯や歯周病などのお口の疾患は、自然に治るものではありません。また、時間が経過してしまった分、治療の期間も そこに必要な費用もかかってしまうのです。
炎症が強く起きてしまうと、治療時の痛みも強く伴いますので、患者様にとって何も良いことは無いですよね。

生活スタイルや1日の時間を何に使うか、その優先順位は人それぞれ違います。急に
「家族が体調を崩して歯科医院へ行けなくなった!」
「この時期は残業が続くから通えない。」
なんてことも勿論あると思います。
私たちも出来るだけ皆さんが通いやすいよう、アポイントを工夫させていただきますので、来院が難しくなる前にご相談下さいね。

お口というものは、食べ物を食べたり、お話したり、人のお顔の個性を引き立てたりと、生きていく為に重要な役割を担う器官であります。
お口に限らず、私たちが身体に携えているものは全て、生まれてから死ぬまでの一生を共にします。替えのきかないものなので、ご自身のお口と向き合い、適切な治療をおこなって大切にしていってもらえたらと思います^_^

医療法人社団栄怜会ニコデンタルクリニック
東京都葛飾区立石2-26-17
03-3693-2880
www.nico-dent.jp

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