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知っていましたか?お口の中にも『ツボ』があるんです!

こんにちは!葛飾区立石の歯科医院、医療法人社団栄怜会ニコデンタルクリニックスタッフの鎌田です(^ ^)

9月に入り、夏の暑さが和らぎましたね。
雲の様相や空気の匂いに、ほんのり秋を感じます🍁

秋という季節は、夏でダメージを受けた身体の反動が起こりやすい時期です。
夏の暑さだけでも体力は消耗しますし、クーラーの効いた涼しい室内で過ごすことや冷たいものを摂取することで、気づかぬうちに体を冷やしすぎていることもあるのです。
酷使された身体は、夏の終わりに”疲れ”として表れてきます。

身体だけでなく内臓の不調も感じやすい時期なので、これからの厳しい冬に向けて、健やかに越えられるよう身体を整えておきたいですよね。

健康な身体に不可欠なのは『血の巡りが良い』ということ。
ここで今回のブログタイトルにある”ツボ”の話しになってきます。
ツボを刺激することで、全身の組織に栄養を与える血液の巡りが良くなるとされています。

全身のツボの数は なんと約700個!あると言われており、お口の中(歯肉)には40個のツボがあるそうです。
それぞれの歯の根元、歯肉の根元にあたる部分にツボがならんでおり、ここを優しく刺激することで、全身の内臓を健康な状態へと導いていきます。

例えば、上下左右の前歯の根元は耳と泌尿器のツボです。そこから歯肉を伝っていくとあたる歯肉の根元には、腎臓と膀胱のツボがあります。ツボは奥歯まで並んでおり、一番奥の親知らずの根元には十二指腸や肩・ひじのツボが、その歯茎の根元には心臓・小腸のツボがあります。

では、お口の中のツボはどうやって刺激するのでしょうか?
その方法として、歯肉マッサージがあります。これは、歯肉に並ぶツボを直接 指の腹でやさしく押すというものです。
手を綺麗に洗った状態で、是非ご自身の歯肉に指で触れてみて下さい。

また、歯の根元にあるツボは、毎日の歯磨きでもマッサージをすることが出来ます。
歯の根元(歯と歯肉の境目のところ)は磨き残しが多く見られる部分ですが、ツボの刺激も兼ねて柔らかめの歯ブラシでブラッシングしてみましょう。きっと磨き残しが減り、虫歯や歯周病の予防にも効果的です。

歯肉のマッサージは、歯肉の血行改善にもつながります。血行の悪い歯肉は色がくすみ、不健康で老けた印象を与えてしまいます。
マッサージで血行が改善し、血色の良い歯茎を取り戻すとお顔の印象にも変化がありそうです。

今日は『お口の中のツボ』についてお話しました。
これまで意識をしていなかった部分に目を向けると、気付いていなかった感覚を発見することがあるかと思います。
ぜひご自身の身体や体調を観察して、向き合う機会にしてみて下さい^ ^

医療法人社団栄怜会ニコデンタルクリニック
東京都葛飾区立石2-26-17
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