デンタルフロスは使用してますか?
2021.10.22スタッフブログ
こんにちは!
葛飾区立石の歯科医院、医療法人社団栄怜会ニコデンタルクリニックの山戸です。
皆さんは歯を磨く時、歯と歯の間も磨けているでしょうか?歯ブラシの毛先がしっかり歯と歯の間に入っていっているでしょうか?
実は歯ブラシでは歯と歯の間を磨くことはできていないのです😰
そこで使用する道具がデンタルフロスなのです!今日はそのデンタルフロスについてお話していきます!
まず、デンタルフロスの用途として、歯ブラシによる通常のブラッシングでは除去することのできない部位や隣接歯面、その周囲の歯肉のプラークを除去するために使用します。
また、デンタルフロスにはさまざまな種類と特徴があります!
〈ワックスタイプ〉
・ワックスのコーティングによって歯間部の通過が容易になります。表面が滑らかで軟組織が傷つきにくいです。切れたりほつれたりもしにくいので、初心者でも使いやすくなっています。
〈アンワックスタイプ〉
・歯面に押し当てたときにフィラメントが広がりやすく、歯肉溝に入りやすいです。また、歯面への適合が良好なため、プロフェッショナルケアとして使用されます。しかし、切れたりほつれたりする場合があります。
〈スポンジ状フロス〉
・水溶性ワックスを使用しているため、唾液に触れるとスポンジ状に膨らみ、刷掃面積が広くなるため、効率よくプラークを除去できます。
〈スーパーフロス〉
・フロススレッダーとスポンジ状フロスが一体化になっています。ブリッジとして入れた被せ物に適しています。
〈ホルダー付きフロス〉
・プラスチックのホルダーとフロスが一体化しています。臼歯部への使用や小児および高齢者や障がい者への使用、デンタルフロス初心者への導入時などに適しています。また、小児には色や味(フレバー)がついているフロスもあります。
使い方
①歯の軸に対して45°の角度でデンタルフロスを入れていきます。のこぎりを引くように頬舌方向に動かし、静かに入れていきます。
②入れた歯間のどちらかの歯面にデンタルフロスを添わせます。
③デンタルフロスを歯冠側に向かって動かし、歯面に付着したプラークを擦り取るように除去していきます。
④もう一方の歯面にも同じように行っていきます。
⑤終了後も入れた時と同様に静かに通過させ、デンタルフロスを歯間部から除去します。
使用後は歯ブラシと同様に洗って使用できるものもありますが基本的には1回ごとの使い捨てになっていますので、気をつけてください!
デンタルフロスは入れる方法を誤ると歯間乳頭部を傷つけてしまうので、デンタルフロスの操作法について分からないことがありましたら、お気軽にスタッフまでご相談ください!
デンタルフロスを使用して、きれいな口腔内を維持していきましょう!
医療法人社団栄怜会ニコデンタルクリニック
東京都葛飾区立石2-26-17
03-3693-2880
www.nico-dent.jp
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