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嚥下について

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 こんにちは!葛飾区立石の歯科医院、ニコデンタルクリニックの歯科医師、後藤です!
世間では、春の嵐が猛威を振るう一方、東京は春の訪れを感じられる陽気に満ちてきつつありますね。もうすぐ春の訪れも近いのでしょうか。
 前回は幼児期の成長と特色についてお話し致しました。今回は内容を変更し、嚥下についてお話致します。
 嚥下、すなわち飲み込むことの複雑な過程は乳児の嚥下と成人の嚥下では異なります。
 乳児は母親の母乳を吸啜、すなわち吸い付くことを目的としています。そのため舌を突出させ、口をすぼめて舌の中央の凹みに母親の乳首を押し当て吸啜、嚥下します。哺乳のための嚥下になるわけですね。
 一方、成人ではおおよそ固形物を食べる生後6〜12ヶ月ほどで少しずつ成熟型、成人の嚥下に近づいてきます。
  特にこの幼児型嚥下が乳歯が生えそろった後にも残ると歯並びにも悪影響を及ぼす原因の一つになります。舌の突出や口の周りの筋肉の異常により、歯並びに大きな影響を与えます。正しい嚥下できれいな歯列を守りたいものです。
 次回は不正咬合についてお話したいと思います。
ニコデンタルクリニック
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