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抜歯後の治癒不全について

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こんにちは!
葛飾区立石の歯科医院、ニコデンタルクリニックの歯科医師、後藤です。
 前回は乳歯の生え方を話させてもらいました。上の歯と下の歯では生え方が違うということでした。上の歯はエレベーター式の生え変わり、下の歯はエスカレーター式の生え代わりの為下の歯は二重の歯列になりやすいことをご説明しました。
 今回は患者様からのご質問にお答えしたいと思います。
 抜歯後の治癒が不良となった時の症状についてご説明させて頂きます。抜歯後、歯のあったところを抜歯窩と言います、抜歯窩はどのようのにして治るのでしょうか。
 抜歯直後は抜歯窩を血液が覆いかさぶたができます。これを血餅と言います、血餅にて抜歯窩が覆われ、そこに上皮いわゆる皮膚の一部できます。その後は骨が平坦になり治癒していきます。個人差もございますが、一般には1ヶ月半から2ヶ月で治癒すると言われております。
 一方で治癒不全となってしまった場合に起こりうる症状は一過性の疼痛やドライソケットなどがございます。とくにドライソケットは血餅が抜歯窩にできず、骨が露出してしまう状態のことを言います。接触することでお痛みを伴う場合がございます。
  一般には特に治療は要らず、経過を見ることが多いです。共通して言えることは抜歯直後の過度なうがいはお控えいただくことでこの状態を避けることができます。
ニコデンタルクリニック
東京都葛飾区立石2-26-17
03-3693-2880
nico-dent.confirm-webdwarf.com
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