妊娠初期の歯のケアについて
2015.02.25お知らせ
こんにちは。
葛飾区立石の歯科医院、ニコデンタルクリニックスタッフの西谷です。
今日はマタニティ期の歯のケアについてお話しします。(妊娠後期)
生まれたあとの準備や日々の仕事や家事で忙しくなり、つい歯磨きをおろそかにしてしまいがちな時期。ママの口が不健康だと赤ちゃんにも細菌をうつしてしまうリスクがあるため、出産準備とともに正しいオーラルケアも心がけましょう。
赤ちゃんが生まれた時にも気をつけることは生まれたばかりの赤ちゃんの口には、むし歯の原因となる細菌(ミュータンス菌)はいませんが、むし歯になる赤ちゃんもいます。
パパやママが使ったスプーンで赤ちゃんに食べさせたり、噛み砕いたごはんをあげたりすることによって、実は赤ちゃんにうつしてしまうからです。口うつしや間接キスなど、赤ちゃんとのスキンシップを取ることが多いパパやママは赤ちゃんのためにも、日々の歯磨きを気を付けなくてはいけません。
妊娠中は、つわりにより歯磨きを怠りがちで、これに伴う、むし歯の発生が懸念されます。また、妊娠中にむし歯になってしまうと、治療に関して妊娠前以上に適切な対応が必要となります。
更に、出産後も歯のケアは非常に重要です。常日頃から、オーラルケアを怠らないようにして欲しいです。ママにむし歯がある子どもと無い子どもを比べると、子どもがむし歯になる確率はこんなに変わります。妊娠中からしっかりとした歯磨きが大切です。
妊娠中の食事も気をつけましょう。赤ちゃんの歯の元となる歯胚(しはい)と呼ばれる組織は、妊娠初期から作られます。その歯胚が石灰化されて、固く丈夫になるのが妊娠4か月目ごろです。永久歯の歯胚の一部も、この時期に作り始められます。カルシウムだけでなく野菜やくだもの、魚、肉、穀物などをバランスよく食べて必要な栄養素をしっかり摂るよう心がけましょう。
ニコデンタルクリニック
東京都葛飾区立石2丁目26-17
電話 : 03-3693-2880
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