抜歯後の治癒経過
2018.09.29スタッフブログ
こんにちは。
葛飾区立石の歯科医院、ニコデンタルクリニックの歯科医師、後藤です。
前回は抜歯後の悪い経過としてうまくかさぶたにならず、骨が露出してしまうドライソケットという症状をご紹介致しました。今回は抜歯した後、どのようにして抜いたところは治ってくるのかをお話したいと思います。
抜歯した後にできる穴を抜歯窩と言います。ここが血餅、血の塊で覆われます。この時期を血餅期と言います。次にこの血餅に覆われた組織を肉芽組織、いわゆる皮膚の素となるようなお肉状の組織が血餅を覆います。この時期を肉芽期と言います。次に組織が仮の骨を作り出します。この時期を仮骨期と言います。この後骨がフラットになり抜歯窩が口腔粘膜で覆われます。これを治癒期と言います。①血餅期②肉芽期③仮骨期④治癒期の4期を経て個人差もありますが大人でおよそ2ヶ月で治ると言われております。
ニコデンタルクリニック
東京都葛飾区立石2-26-17
03-3693-2880
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