歯磨き粉の特徴
2022.02.08スタッフブログ
こんにちは!
葛飾区立石の歯科医院、医療法人社団栄怜会ニコデンタルクリニックスタッフの大塚です。
皆さんは歯磨き粉はどのように選択していますか?🙂味、お値段、使い心地、成分、そもそも使用していない…様々だと思います。
自身の口腔内の健康を保つ為にも最適な選択をしたいですよね😮
歯磨き粉には様々な種類があり特徴も異なります🤔
今回は歯磨き粉についてお話してきます!
歯磨き粉を選ぶ際の参考にしてみてください。
歯磨き粉は本来、歯磨きの清掃効果を高めるための物です。✨
歯磨き粉の「汚れを落とす力」=清掃力は清掃剤として配合されている「研磨剤」で決まります。🤔
ですが、研磨効果が強ければ良い、弱ければ良いというものではありません。自身のお口の状況を知って、目的に合った物を選ぶ事がポイントです。🙋
◎使用している歯磨き粉はどのタイプ?
昨年、歯磨き粉選びがとても難しくなっています。
同じブランドでも、種類がたくさんあり、手にとってラベルを読み比べないと違いがわからないこともあります。😣
まずは、歯磨き粉のタイプを見てみましょう。歯磨き粉には大きく分けて2大疾患別に「むし歯予防」「歯周病予防」、汚れの種類別に「プラーク除去」や「着色除去」、「ヤニ取り用」、その他ケアの対象別に「歯肉」、「歯根面」、さらには目的別として「ホワイトニング」や「知覚過敏」などのタイプがあります。
商品のパッケージや、特徴を示す言葉から、主に何を得意とする商品なのか、参考にしましょう。😮
◎タイプ毎に異なる研磨効果
どのタイプの歯磨き粉も、多くの製品に表面の汚れをかきとる為の清掃剤(研磨剤)が配合されています。しかし、かきとる効果は製品を見ただけではわからず、しかも、極めてマイルドな物から、かなり強い物まで大きな開きがあります。
といっても、研磨剤の研磨効果の強さは上限が定められています。🙄
歯の研磨性を評価する専門的数値であるRDA値(象牙質研磨力)をもとに、市販の歯磨き粉を並べてみるとある程度の傾向があることがわかります。ヤニ取りや美白、ホワイトニング目的の歯磨き粉は研磨効果が強く、次いでプラーク除去にむし歯予防、歯周病予防や歯肉、歯根面などデリケートな部分をターゲットにした製品は研磨効果がマイルドになる傾向があります。
また、小児用の歯磨き粉は同じブランドでも成人向け歯磨き粉よりも研磨効果を抑えた設計になっています。これは、乳歯や生えて間もない永久歯はまだエナメル質が成熟していないので、成人の歯より柔らかい為です。👶
このように歯磨き粉の特性も少し理解しておくと使い方を考えられますね(^^)
医療法人社団栄怜会ニコデンタルクリニック
東京都葛飾区立石2-26-17
03-3693-2880
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