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口腔内写真って?

[2022.03.19]

こんにちは!
葛飾区立石の歯科医院、医療法人社団栄怜会ニコデンタルクリニックの山戸です。

皆さんは日常生活で自分のお口の中をみることはありますか?どこに詰め物、被せ物が入っているでしょうか?歯並びはどんな感じでしょうか?下の歯なら鏡でみることはできますが、上の歯はなかなかみれないのではないでしょうか?口腔内写真を取ると、自分のお口の中がどうなっているのか知ることができますし、記録として残すことができます!

口腔内写真から読み取れること

  1. 歯肉の色(淡いピンク色、発赤、メラニン色素沈着)
  2. 歯肉の形態(退縮、腫脹、肥厚)
  3. 歯肉の質(浮腫性、繊維性)
  4. 歯肉の硬さ、緊張度(軟らかい、硬い、引き締まっている)
  5. 付着歯肉の幅の程度(正常、狭い、広い)
  6. 歯肉の損傷(擦過傷、クレフト)
  7. 歯根露出状態(歯頸線の位置)
  8. 歯面の状態(プラーク、歯石、外来性沈着物)
  9. 歯質の損傷(摩耗、楔状欠損)
  10. 歯列の状態(正常、叢生、転位、捻転、離開など)
  11. 補綴装置(適合、不適合、破損)

撮影部位

  1. 正面観
  2. 前歯部アップ
  3. 下顎右側舌側面観
  4. 上顎右側口蓋側面観
  5. 下顎左側舌側面観
  6. 上顎左側口蓋側面観
  7. 右側側方面観
  8. 左側側方面観
  9. 下顎前歯部舌側面観
  10. 下顎咬合面観
  11. 上顎咬合面観
  12. 上顎前歯部口蓋側面観

撮影時に使用する道具

  • デジタルカメラ
  • 口角鈎(写真が撮りやすいように口角にひっかける器具)
  • ミラー
  • お湯(ミラーをお口の中に入れると息で曇ってしまいます。曇り止めとして、撮影する直前までお湯につけておきます。)

当院では初診の段階で撮影をしていきます。
その後は、虫歯の処置が終了した後やブラッシング指導実施後、またメインテナンス時に定期的に撮影することによって、口腔内の状態の変化を写真でみることができます。 
これは大人の方だけではなく、お子様にも積極的に行っております。
お子様の歯の本数、歯並び、虫歯、またお子様は成長がありますので抜けた場所、永久歯はどこにあるのかなど知ることができます。
また、審美治療(ホワイトニングや矯正など)を行う際にも、とても重要になってきます。撮影することによってビフォーアフターを知ることができます!

口腔内写真はレントゲンとは違って、カラーとして記録が残ること、目でみた時と同じような形でみることができることができますね!
また、成長の記録として残すことができることもとても良いと思います!
ぜひ、当院で一緒にお口の中を確認しましょう!

医療法人社団栄怜会ニコデンタルクリニック 東京都葛飾区立石2-26-17 03-3693-2880 www.nico-dent.jp
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