口腔内写真って?
こんにちは!
葛飾区立石の歯科医院、医療法人社団栄怜会ニコデンタルクリニックの山戸です。
皆さんは日常生活で自分のお口の中をみることはありますか?どこに詰め物、被せ物が入っているでしょうか?歯並びはどんな感じでしょうか?下の歯なら鏡でみることはできますが、上の歯はなかなかみれないのではないでしょうか?口腔内写真を取ると、自分のお口の中がどうなっているのか知ることができますし、記録として残すことができます!
口腔内写真から読み取れること
- 歯肉の色(淡いピンク色、発赤、メラニン色素沈着)
- 歯肉の形態(退縮、腫脹、肥厚)
- 歯肉の質(浮腫性、繊維性)
- 歯肉の硬さ、緊張度(軟らかい、硬い、引き締まっている)
- 付着歯肉の幅の程度(正常、狭い、広い)
- 歯肉の損傷(擦過傷、クレフト)
- 歯根露出状態(歯頸線の位置)
- 歯面の状態(プラーク、歯石、外来性沈着物)
- 歯質の損傷(摩耗、楔状欠損)
- 歯列の状態(正常、叢生、転位、捻転、離開など)
- 補綴装置(適合、不適合、破損)
撮影部位
- 正面観
- 前歯部アップ
- 下顎右側舌側面観
- 上顎右側口蓋側面観
- 下顎左側舌側面観
- 上顎左側口蓋側面観
- 右側側方面観
- 左側側方面観
- 下顎前歯部舌側面観
- 下顎咬合面観
- 上顎咬合面観
- 上顎前歯部口蓋側面観
撮影時に使用する道具
- デジタルカメラ
- 口角鈎(写真が撮りやすいように口角にひっかける器具)
- ミラー
- お湯(ミラーをお口の中に入れると息で曇ってしまいます。曇り止めとして、撮影する直前までお湯につけておきます。)
当院では初診の段階で撮影をしていきます。
その後は、虫歯の処置が終了した後やブラッシング指導実施後、またメインテナンス時に定期的に撮影することによって、口腔内の状態の変化を写真でみることができます。
これは大人の方だけではなく、お子様にも積極的に行っております。
お子様の歯の本数、歯並び、虫歯、またお子様は成長がありますので抜けた場所、永久歯はどこにあるのかなど知ることができます。
また、審美治療(ホワイトニングや矯正など)を行う際にも、とても重要になってきます。撮影することによってビフォーアフターを知ることができます!
口腔内写真はレントゲンとは違って、カラーとして記録が残ること、目でみた時と同じような形でみることができることができますね!
また、成長の記録として残すことができることもとても良いと思います!
ぜひ、当院で一緒にお口の中を確認しましょう!