歯周病と「触らない」予防
2022.08.19スタッフブログ
こんにちは!葛飾区立石の歯科医院 医療法人社団栄怜会ニコデンタルクリニック スタッフの山口です🍀
暑い日が続いていますが、みなさん体調はいかがですか?私は最近新しい日傘を買いました!日焼け対策+暑さ対策です!これで夏を乗り切ります!!
体調の変化はお口に現れやすいです。根の治療をしたところに違和感がでたり、歯茎が腫れっぽくなったり。
お口の不調の中には、普段からお口を清潔にしておくことで回避できるものもあります!
お口の不調の原因は大体が「細菌」です。これに身体が勝てるかどうかです。
お口の細菌は強くないので、免疫がある時はある程度細菌がいても症状がでないことがほとんどです。免疫がない時、下がってる時に細菌が優勢となり症状がでてくるのです。さらに、お口に残っている細菌が多ければその影響は大きくなります。
歯周病は、歯と歯茎の間にいる細菌によって起こります。
先ほどお話ししたように、身体の免疫が下がったり細菌数が多いと細菌が優勢になり炎症が起こります。これが歯周病です。
歯周病予防に、まずは健康第一です!これはどの病気でも同じですね!(^.^))
あともう1つ、それはいかに細菌数を減らせるかです!
まずお家でできることは毎日の歯磨きです。「ガシガシ1日に何回も磨く」というよりは、「1日1回確実に汚れを取る」ことが大事です。
細菌が炎症を起こすまで3~4日かかるため、極端なことを言えば毎日磨く必要は無いです。ただ、細菌は時間が経つほど取りにくくなるため、毎日行う方が磨きやすいです。。磨き過ぎは逆に歯茎を痛めてしまう可能性があります。(あくまで歯周病予防です。むし歯予防としては1日2回を推奨しています。)
そして歯科医院での定期検診も歯周病予防には大切です!まず前回の検診から今回の検診までの間に変化が無いか、あるとしたら原因は何でどの程度のものなのかを調べます。
そして歯科医院での「ケア」を行います。それは「なるべくさわらずに細菌を除去する」です。歯ブラシでも使い方次第で傷がついてしまうのが人間の身体です。傷がつかない方がいいですよね?
当院で取り入れているのは「エアフロー」という機械です。粒子の細かい粉と水を噴射し、歯の表面の細菌を飛ばして除去します。粉の粒子が細かいため、歯や歯茎にほとんど負担がありません。
このエアフローを使い、普段のケアでは難しいところや、歯と歯茎の境目のような傷つきやすい部分の細菌を除去していきます。
当院ではお口を守るための定期検診を行っています。そして健康に繋げるために。
お家でのケア、そして歯科医院でのケアで一緒にお口を守っていきましょう(^^)
医療法人社団栄怜会ニコデンタルクリニック
東京都葛飾区立石2-26-17
03-3693-2880
www.nico-dent.jp
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